精神科病院への転職の流れ【看護師の実体験】

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精神科病院への転職を考えているけれど、不安でなかなか一歩が踏み出せないという方のために、私が実際に精神科病院へ転職した時の体験談をご紹介します(^^)

精神科病院へ転職した理由

私は、結婚してその後主人の仕事の都合で引っ越すことになりました。
そのため、それまで働いていた病院は辞めざるを得なくなり、転職することになりました。

その時に、次はどういったところで働こう、と考えたわけです。

私は学生の時から精神科にとても興味を持っていたこともあって、大学病院の精神科で働いていたことがありました。

精神科での経験を振り返ると、対応の難しい患者さんとの関わりや様々な体験を通して、
難しい科ではあるけれど、すごく学べることが多い科だと思いました。
何より、自分自身が成長できたと思っています。

以前、精神科で働き始めて間もない頃、一人のドクターがまだ慣れない私に言ってくれた言葉があります。

「他の科で学んだことは仕事でしか活かすことはできないけど、
精神科で学んだことは、この仕事を辞めたとしても一生役に立つよ」

私はこの言葉がとても印象的で、今でもはっきりと覚えています。
そして少しずつ実感することができています。

コミュニケーション能力が鍛えられたこと、人を認める余裕ができたこと、
自分自身のストレス対処が上手くできるようになったこと、できない時にははっきりNoと言えるようになったこと。

当たり前のことばかりですが、元々が人付き合いやコミュニケーションが苦手だったこともあって、
精神科で働く前と後では別人のように変われたような気がしています。
(気がしているだけかもしれませんが(^_^;)笑)

さらに、一般的に精神科は残業が少なくて身体的負担が少ないという嬉しい特徴もあるんです♪

残業が少なくて負担も少なければプライベートが充実できるし、心の余裕に繋がりますよね(^^)
子育てをしている方にも嬉しいことだと思います。

それに、精神科のスタッフは比較的優しい人柄の人が多く、人間関係も良いという印象があったのです。

患者さんが怖そうと思っている方もおられるかもしれませんが、私は以前働いていた時の経験からも、
怖いという印象は特別持っていなかったので、私には正直精神科のメリットしか感じられませんでした。

精神科で働いていた期間はとても充実していて楽しいものでしたし、もっと自分自身成長したいという思いもあって、
もう一度精神科で働きたいと考えたわけです。

ただ、今までは大学病院の中の精神科病棟で働いていたので、特徴として急性期の患者さんや身体的治療を目的に来られる患者さんが多かったんです。
病状がある程度落ち着いたら慢性期の病院へ転院となるケースが多くありました。

つまり、精神科で働いていながら、一般的な慢性期の精神科というものをほとんど知らないかったんです。

これではダメだ!と勝手に思い、今回は全く逆の、慢性期で単科の精神科病院で働こう!と思って病院を探し始めました。

看護師転職会社への登録

新しい土地での転職であったため、地域の病院の知識は全くのゼロ。

自分でも調べてはみましたが、時間はかかるし曖昧な情報しか出てこないし、埒が明かない!!という状況でした。

もうここは転職会社にお願いしよう!と思って、とりあえず適当に3つの転職会社に登録しました。
看護のお仕事」、「ナースではたらこ」の3つです。

簡単にですが、3つの転職会社を使ってみた私の印象を書いておきます。
「看護のお仕事」 : 対応が丁寧で、的確な情報を教えてくれて安心感を持てた
「ナースフル」 : 若い方だったのか?ちょっとノリや言葉遣いが軽い感じがした
「ナースではたらこ」 : 決して急かさずに、ゆっくりと話や希望を聞いてくださって好印象

登録は必要事項を入力して送信するだけでとっても簡単。
登録すると、専門のアドバイザーの方から電話がかかってくるので、話を進めていけばOKです。

すぐに3つともの転職会社から電話がかかってきたので希望の条件を伝えました。
すると、通える範囲には4つの精神科病院があることが分かりました。

ただし、3つの転職会社からは、それぞれ勧めてくれる病院や持っている情報が異なりました。
それらの情報を総合して、4つの病院が見つかったんです。

つまり、ひとつの転職会社では4つもの選択肢は得られなかったということです。

最初に3つに登録したのは、単にどこが良いか決めきれなかったからという優柔不断なためですが(*_*)
でも今考えると、3つの転職会社に登録して良かった!と思いました。

その理由を以下に挙げます。
・それぞれの転職会社から紹介される病院が異なったので、複数に登録したことで選択肢が広がった
・同じ病院であっても、得られる情報が異なったので、より詳しく病院を知れた
・アドバイザーの方にも色んな方がいるので、自分と相性の合った方がいればそこの転職会社でお願いできる

最初からひとつの転職会社に決めるのではなく、いくつか登録してから自分に合う転職会社を選ぶとより良い転職に繋がるかもしれませんね(^^)
色々な選択肢を得てから、自分が一番気に入った求人を選べば良いですもんね☆

私もその4つの病院の中から、私の希望に一番合う病院を探そうと思いました。

わかりやすいように、4つの病院の特徴を簡単に挙げたいと思います。
① 急性期を受け入れていて割りと忙しい病院。
② 慢性期でリハビリや社会復帰に力を入れている病院。
③ 高齢者が多く、主に認知症の患者さんが多く入院されている病院。
④ 慢性期で整った病院。看護研究や看護師育成に力を入れており、時間外の業務も多々ある。

この4つの中で一番私の希望に沿った病院は…②の病院だと思いました!

今まで急性期で働いていたので、慢性期の病院。社会復帰には元々興味があったので、②の病院の特徴としてはバッチリです。

より詳しく話を聞いてみると、その病院は残業や休日出勤はほとんどなく、ママさんナースにも人気という情報が得られました。
ママさんナースが多いと、育児に対しての理解が得やすいだろうし、今後子供ができた時でも安心ですよね♪

精神科と一言でいっても、こんなにも病院の特徴が違うものなんですね。
転職会社に相談したからこそ、特徴を知って選ぶことができたと思います。

病院を決めたら、面接の設定

病院をここ!と決めたら、転職会社さんに伝えると、面接への段取りを進めてくれます。

もし1つに決めきれなかったら、複数の病院を受けることもできますよ。
そのあたりも転職会社さんと相談してみてくださいね。

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面倒な病院とのやり取りは全て転職会社さんが仲介に入ってしてくれるので、とっても楽ちん♪

日時の設定はもちろん、大切なお給料や休暇面の確認もしてくれます(^^)
気になるけど自分では聞きにくい…ということがあれば、前もってお願いしておくと良いですね☆

履歴書の作成

面接をするためには、履歴書が必要ですね。
履歴書の書き方や注意点も、アドバイザーの方に相談すると教えてくれますよ。

教えてもらいながら書いた志望動機を一例としてご紹介しますね。

「一般病棟では、周手術期や癌看護を通して身体的な知識や技術を学びました。癌や終末期の患者様と関わる中で心のケアの大切さを感じ、精神看護に興味をもちました。その後精神科に配属され、改めてコミュニケーションの大切さや、個別的な看護の重要性を再認識しながら取り組んでまいりました。また、精神科では多職種も含めてスタッフ同士の情報共有を密に行い、チーム全体で患者様へ関わる姿勢が身についたと思っています。しかしながら、急性期の病院であったこともあり、精神看護の極一部にしか携われていないと感じています。治療を行うだけでは、退院後に再発のリスクが高く、継続した支援が必要だとも感じました。貴院では、退院支援や退院後の継続した支援にも力を入れて取り組んでおられるところに魅力を感じました。これまで得た知識を活かしながらも学びたい気持ちが強く、志望いたしました。」

こんな感じのことを書きました。

また、履歴書を書く時に、意識した点を挙げておきます。

・今まで何を学んできたかを書く
・病院の特性をHP上や看護師の転職会社さんから情報を得て、それに合わせて今後何を学びたいかを明確に書く
・協調性があることをアピールする
・学ぶ姿勢があることをアピールする

下手くそな文章で、しかも私の場合なので参考になるかはわかりませんが、
修正するなり付け足すなり自由に利用して頂いて大丈夫です(゚∀゚)

いざ、面接へ

履歴書の作成ができたら、いざ面接です。
面接には、なんとアドバイザーの方が一緒についてきてくれます。

とっても緊張する大事な場面に一緒にいてくれるだけで安心感があるし、困った時には横から助け舟を出してくれたりします♪
ほんとその時は神様みたいに見えましたヽ(゚∀゚)ノ

基本的なことですが、面接はスーツで。髪の毛は一つにまとめて、薄化粧をして臨みました。

私が受けた病院は、面接の前に受付で簡単な調査票?みたいな物を渡されて書かなければいけなかったんですが、

小声で「これ、どういうこと書いたら良いんですか?」「~~で◯◯みたいな感じで良いと思いますよ」
とアドバイザーの方にコソコソと教えてもらいながら書いちゃいました(*ノω・*)

書き終わったら、部屋に通されて面接へ。
看護部長さんと事務長さんとの面談でした。

まず自己紹介をして、席につきます。
質問されたこと、気になりますよね。

でも、正直ほとんど何も聞かれませんでした(笑)

志望動機は、履歴書に目を通してくださって、「ふ~ん」という感じだけで終わりましたし。

聞かれたことと言えば、私が結婚して引っ越してきた、ということだったので、
「旦那さんは何の仕事してるの?あらそう、大変ね~」というくらいでした(笑)

質問というよりは、遠方から引っ越してきたこともあってか、私のことを心配してくれるような言葉かけばかりでした。

「年に何回かは地元に帰りたいよね?休みとって帰ってくれて良いからね。」
「新婚さんだから子供とか考えてると思うけど、そのへんは私たちも応援するからね」

などおっしゃってくださり、なんと優しい看護部長さん!!と感激しました(;_;)

心配なんて全然する必要もないくらい穏やかな雰囲気で面接は終わり、ホッと一安心です。
そのあと少し病院内の見学をさせていただいて、その日はそれで帰りました。

合否は転職会社さんを通して後日連絡があるということだったのですが、
その当日の夕方くらいに転職会社さんから連絡があり、見事採用となったのです☆☆

これで不採用だったら逆にびっくりですけどね(笑)

転職会社から面接を受けて採用が決まるまで、実に2周間くらいでした。早い早い。

一人で考えていると、あーでもないこーでもない、と色々変に考えてしまってなかなか進まないだろうけど、
アドバイザーの方の的確なアドバイスと導きであっという間に決まることができました♪

入職への準備

あとは、入職への準備です。

と言っても、特別難しいことはありませんでした。

一度だけ、白衣の寸法を測るために病院まで行って測定しなければいけませんでしたが、それ以外は特に何もしていません。
書類関係は送られてきたので、必要事項を記入して、それは入職日に持参して行きました。

少しブランクがあったので、勉強でもしようかとも思ったけど、私は勉強は実践あるのみという考えなので、
それまではゆっくり過ごす時間だと勝手に決め込んで、思う存分ゴロゴロしてました(´ε` )笑

入職後もアフターフョロー

ドキドキ、入職日です。

私は中途半端な時期に入職したので、その日に入職したのは私一人だけでした。
そのため、事務的な手続きと簡単な説明が終わるとすぐ病棟へ案内されました。

皆さん、優しくて良い人たちばっかり!!
やっぱり、精神科は優しい人が多いという私の読みは合っていたみたいです(^^)

ひとつだけ、思っていたのと違うと思ったのは、想像していたよりもスタッフの年齢層が高かったということくらいでしょうか。

ママさんナースに人気と聞いていたので、同年代の方が多いのかな、と勝手に思っていたのですが、
同年代は3割ほどで、もう子育てを終えたベテランさんが多いようでした。

聞いていると、年をとっていくと外科や急性期は体力的にしんどくて精神科に転職した、という方が多くおられました。

それを聞くと、やっぱり精神科は負担が少なく長く続けやすい環境なんだと思えて、逆に安心しました☆

初日に仕事が終わって家に帰ると転職会社さんから電話があり、「初日大丈夫でしたか?」
と、転職だけでなくアフターフォローまで忘れずにしてくださいました。

この時に、もし思っていたところと違う、ということがあれば転職会社さんへ伝えておくと、
今後転職を考えている人たちにとっての大事な情報になりますので、
遠慮せずに伝えていけたら良いですね☆

もし転職しようかどうしようか…と迷っている方がいらっしゃって、少しでもその方の参考になれたら幸いです。

転職はする前はとっても悩みますが、相談し始めると案外ぽんぽんと進んでいきましたよ♪

後悔しない病院探しができるように、応援していますね(*^^*)

 

転職会社の詳しい説明や特徴は、こちらを参考にしてください

 

 

 

 

 

精神科ナースのココ

投稿者: 精神科ナースのココ

大学病院の精神科で勤務した後、現在は単科の精神科で日々勉強しています。「精神科で学んだことは、仕事を辞めても一生役に立つよ」というドクターからの励ましを胸に、精神科での看護を楽しんでいます(^^) これまでの職歴や自己紹介はこちらです。   >>

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