【精神科の治療】電気けいれん療法を受ける患者さんへの看護

電気けいれん療法とは、頭に電極を貼り付けて通電をして、
人為的にけいれん発作を誘発される治療法です。
詳しくは、こちらに記載していますので参考にしてください。

電気けいれん療法の施術を行うのは医師ですが、
看護師は何をしたら良いのでしょう?
私の経験からお話しますね(^^)

オリエンテーション ~トイレの水は飲まないで~

患者さんに治療の流れや注意すること、治療後の様子などを説明します。

電気けいれん療法を受ける患者さんは、重症の方が多いので、理解力や判断力が乏しいことも多いです。
また、治療に同意していない人(家族が同意している)や、病識自体がない人もおられます。

そんな患者さんに、治療の説明や術前の注意事項を理解してもらうことはなかなか難しいことなんですが、
患者さんに必ず守っていただかないといけないことがあります。

前日夜からの絶飲食です。
嘔吐による窒息や誤嚥性肺炎の予防のために行うのですが、もし飲食してしまったら治療自体が行えなくなってしまいます。

理解力が乏しい患者さんは、コップを預かったり、部屋の水道を止めたりして対応します。
外に出て水を飲もうとする患者さんには個室にうつってもらい、その時だけ隔離が必要になることもあります。

隔離していても、絶対大丈夫とは言えません。トイレの水を飲んでしまう患者さんもおられます。
場合に応じて、トイレも施錠して、一時的にポータブルトイレを設置するなどの対応も考えないといけませんね。

普段しっかりされていて大丈夫と思える患者さんでも、
電気けいれん療法の治療中は、副作用で健忘(一時的な記憶喪失)やせん妄(一時的な意識障害)になることも少なくありません。
そのため、自分はなぜ治療をしているのか自体忘れてしまう人もいますし、
注意事項なんて全く「何のこと?」状態です。

中には、治療を受けたくないからわざと飲水をしてしまう人もおられるので要注意です。

このように、治療の説明をすることと合わせて、患者さんそれぞれに応じた
対策を考えながら準備を勧めていくことが看護師には必要になってきます。

前日の準備 ~体を清潔に~

電気けいれん療法では、頭部に電極を貼り付けて通電を行います。
そのため、頭が皮脂で汚れていると、電極がしっかりと貼り付かないことがあります。

そうならないためにも、前日に必ず洗髪を行います。
入浴や清拭で全身を清潔にするのが一番望ましいのですが、
拒否が強い人などは難しいこともあるので、最低でも洗髪だけは行っておきたいところですね。

また、排便の確認を行って、なければ浣腸を行ったり、
男性であれば髭を剃り、女性では化粧やマニキュアは落としてもらいます。

基本的な手術の準備と一緒ですね。
手術に関する同意書や書類なんかも準備をしておきます。

夜勤では、絶飲食の指示を守れるように、再三の説明と確認を行って翌日の治療へ備えます。

当日の準備 ~連携プレーが鍵~

日にもよりますが、当日治療を受ける患者さんは多い時には10人ほどおられます。
そして治療は一人20分ほどなので、病棟と治療室の行ったり来たりでバタバタと結構忙しいことも多いです。

もちろん分担はしますが、スタッフ同士の連携が上手くできていないとスムーズに進まないこともあるので、
スタッフ同士の意思疎通と協力が大切になってきます。
滞りなく治療がすすめられるように調整することも、看護師の大切な役割ですね。

当日の朝には、術衣に着替えてもらい、点滴の確保をしておきます。
寝たきりなどで当日に着替える余裕のない人は、前日に着替えておいた方が良いですね。

そして術前に必ずバイタルの確認をして、もし異常があればすぐに医師に報告するようにしましょう。
異常がないことを確認し、順に患者さんを準備室へと誘導します。

準備室では、頭部に電極を貼り付けたり、モニターの準備などをして順番を待ちます。
不安や拒否の強い人もおられますので、安心してもらえるような声掛けができたら良いですね。

この時に、治療が終わったあと帰室できるように、術後ベッドの準備をしておきます。
酸素や吸引器の準備やベッド周囲の整頓、ベッド位置の調整などしておくと良いですね。

治療室の中で行うこと ~私、OPEナースだったっけ?~

順番がきたら、治療室へと進みます。

治療室に入ると、酸素を投与して全身麻酔をかけ、治療が始まります。
医師がそれらの処置をしている間、看護師は記録を行います。

何の薬剤をどれだけ使用したか、電圧は何Vで何秒けいれん発作が起こったのか、など随時記録していました。

また、使用する薬剤を準備したり、必要な物品を渡すなど、簡単な介助も行います。
特に清潔操作は必要ないですよ。
なんちゃってOPEナースの気分を味わえて結構楽しかったりします♪笑

治療直後の観察 ~暴れる人には要注意~

治療が終わり、自発呼吸が再開すると治療室を出ます。
自室に戻る前に、処置室でモニターを装着し、バイタルや呼吸状態の確認などを行っていました。

治療後は、人によっては錯乱状態となって、朦朧としながら起き上がったり暴れようとする患者さんもおられます。

そのため、必要に応じて鎮静剤を使用することもあります。
鎮静剤を使用すると、呼吸抑制がみられることもあるので、より呼吸状態には注意しなければいけませんね。

しばらく様子を見て問題なければ、自室へ戻ります。
帰室後もしばらくは意識は戻っていませんので、
酸素を投与して手術後と同じようにバイタルのチェックを行います。

意識が朦朧として動いてしまう人も多いので、頻繁に観察を行うと安心ですね

1時間もすれば、大抵の人は意識がしっかり戻ってきますので、
問題なければモニターをはずして、点滴も抜去します。
飲水確認を行い、ムセがなければ飲食も再開してもらいますし、自由に動いてもらって大丈夫です。

これで1回の治療が終わります。
これを週に2~3回、計5~15回ほど繰り返して治療を進めていくことになります。

5回程行ったくらいから、治療の効果を感じ始める人もおられます。
自覚は全くなかったとしても、他覚的に見ると確実に良くなっていることもあるので、
良くなっている点は積極的に患者さんに伝えてあげるようにしましょう。
人から言われることで自覚が出て来る場合もありますから(^^)

副作用とその対応 ~一過性のものだから安心して~

・頭痛、筋肉痛
治療直後から頭痛や筋肉痛を訴える人は多いですが、ほとんどは当日から翌日には消失します。
鎮痛剤で対応できるので、訴えがあれば勧めてあげましょう。

・嘔気、嘔吐
これも短期的な副作用です。
ベッド周囲に必ずガーグルベイスンと吸引器を用意しておきましょう。
制吐剤も使用できますので、医師に指示を確認しましょう。

・健忘
一時的に記憶を喪失することがあります。
記憶をなくすことに恐怖感を感じる人もおられますが、一過性のもので
数日から数週間で回復しますので、そのことを説明して安心感を与えてあげましょう。
不安が強い人には、日記をつけることを促したり、
忘れたくないことは紙に書いて目のつくところに置いておくなどの工夫も良いですね。

・せん妄
一時的な意識障害で頭が混乱した状態になることです。高齢者の方に多くみられます。

幻覚が見えたり、興奮して大声を出したり、物事を正常に判断できない状態になります。
わかりやすく言うと、認知症のような症状が現れますが、
認知症と違う点は、症状は可逆的で元の状態に戻るということです。

本人の行動や発言は端から見ると意味不明なことばかりです。
しかし、それを否定してしまうとより不安感が強まってしまうので、否定せずに、
安心感を与えられるような対応ができたら良いですね。

また、せん妄状態になると、周りへの注意が欠如し、正常な判断もできないため、
転倒したり怪我をするリスクが高くなります。
そのため、危険な物を部屋に置かないように環境調整を行いましょう。
知らないうちに体がアザだらけ、なんてこともあります^^;
夜だけせん妄になることもあるので、特に夜には注意した方が良いですね。

点滴をしている場合には、自己抜去を防ぐ必要があります。
ルートが視界に入らないような工夫や、時間帯を考慮することも一つの方法ですね。

セルフケアが自分で行えなくなることもあるので、必要に応じて介助や見守りを行います。
飲水や食事が摂れているかの確認や、体調の管理にも目を配ってくださいね。

早くせん妄状態を解除するためには、1日のリズムをつけることが大切です。
昼間はカーテンを開けて光を取り込み、活動を促してしっかり覚醒してもらいましょう。
そして、夜は暗くして静かに眠れるような環境を提供します。

慣れない環境がストレスになる場合もあります。
家族の方にできるだけ面会に来て話しかけてもらったり、
家族の写真や本人が慣れ親しんだ物(安全な物で)を持ってきてもらうようお願いすることもあります。

症状が強くてどうしても目が離せないような状況であれば、
一時的に離床センサーを使ったり拘束をする場合もあります。
事前にそのことを本人や家族に説明して、同意を得ておくことも必要ですね。

せん妄の症状の現れ方は人それぞれですが、必ず症状は治まります。
そのことをしっかりと説明して、本人にも家族にも安心感を与えてあげてください(^^)

・躁転
双極性障害(躁うつ病)のうつ状態の時に治療を行うと、稀に躁状態に転じてしまうことがあります。
治療は、状況に応じてそのまま継続したり一旦中止になることもあります。
治療をどうするかは医師が判断しますが、看護師は躁転していないかの観察をしておく必要がありますね。

 

以上、電気けいれん療法を行う患者さんへの看護をまとめてみました。

精神科のイメージと少し違ったかもしれませんが、電気けいれん療法は治療効果が高いので、
日に日に良くなっていく姿が見られるのが楽しみでもあります。

ちょっとした手術のような感覚を味わえるので、精神科に興味はあるけどゆったりしすぎるのは苦手という方に
良いかもしれませんね。

手術と言っても外科ほどの身体侵襲はありませんし、
看護も精神面へのアプローチが多いので、外科とはまた違った看護を楽しめると思います♪

電気けいれん療法はどこの病院でも行っているわけではないので、
興味がある場合は看護師転職サイトに登録して、病院の情報を聞いてみてくださいね☆

私は精神科ナースに向いている?

精神科で働いてみたいけれど、私は向いているんだろうか?
働いてから合わなかったらどうしよう…
と悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。

そのような悩みを持っている方に対して、お伝えしたいことがあります(^^)

性格はどんな人でも大丈夫

精神科で働くからといって、特別な性格や特徴があるわけではありません。
たくさんの看護師さんがいますが、本当~に色んな人がいますよ(^^)
みんな同じだったら逆にびっくりしませんか?

色んな人がいて良いんです。
患者さんだって、色んな人がいます。
それぞれの相性だってあるでしょうし、
看護師によってアメとムチのような存在がいても良いと思うし、
色んな人がいて人間関係の調和が保てるんだと思います(^^)

だから、そんなに深刻に考えなくても大丈夫ですよ☆
総合病院だったら、希望もなく勝手に異動させられて来る人だっていますし、
それでもみんなやっていけてますからね(^^)

やるからには、興味を持つ

精神科で働くことになったら、毎日なんとなく過ごすのではなく、
興味を持って働いてもらえたら嬉しいです。

精神科は、難しい技術を必要としたり、
救急のような切羽詰まった場面に遭遇することは
それほど多くありません。

そのため、なあなあに過ごそうと思えば過ごせてしまう科でもあると思います。
これは本当にその人の心がけ次第だと思います。

楽に働きたいから精神科を選ぶ、というのも悪いこととは言いません。
でも、それでは精神科の楽しさもやりがいも味わえないと思うのです。

せっかく何かの縁で精神科に入ったのであれば、まず興味を持ってみてください。
興味を持つと、疑問が生まれると思います。
疑問が生まれると、考えますよね。
次に同じような場面に出会った時に試してみる。
そうすると、学びができたり新たな疑問が出てきたりしますね。
この繰り返しだと思います。

学びができると、楽しさも増していくと思います。
ぜひ、自分自身が楽しく働けるために興味を持ってみてください☆
こうしているうちに、きっとあなたも精神科の虜です(*^^*)

規則と約束は必ず守る

ひとつだけ注意をしてもらいたいのは、規則と約束を守ることです。

規則や約束を守るというのは、社会人としてもちろん当然のことですが、
精神科病棟で働くに当たってもとっても大切なことなんです。

精神科病棟では、特有の規則というものが存在します。
その病棟全体の規則であったり、
患者さんそれぞれに、治療契約としてのルールというものも存在します。

その規則を看護師が破っていては患者さんは混乱してしまいます。
看護師への不信感や、治療の妨げにも繋がります。

患者さんは、私たちが思っている以上に看護師をよく見ています。
患者さんに指導する立場として、自分自身がまずしっかりと規則や患者さんとの約束を守り
信頼を得られるようにしなければいけませんね。

基本的なことではありますが、忙しいと意外と疎かになったり
ついうっかりしてしまうこともあるかもしれません。
忙しくても、規則と約束は必ず守るようにしなければいけませんね(^^)

 

最初に、性格はどんな人でも大丈夫と述べました。
性格以外の点で付け加えるとしたら、
・精神科に興味を持てる
・規則と約束を守れる

この2つではないでしょうか?
私はそう思います。

この2つは、どんな科、ましてや看護師以外の職業であっても、
働くのであれば必ず必要なものだと思います。

つまり、精神科の看護師に必要なことは、
何か特別な性格や特徴というわけではなく、
やりたいという気持ちが一番だということです。

今、この文章を読んでくださっているということは、
精神科に少なからず興味がある方だと思います。
十分、素質を持っておられるのではないでしょうか(*^^*)

精神科で働きたいと思ったら、看護師転職サイトに登録して、
自分に合った病院を探しましょう♪

電気けいれん療法【精神科の治療 ~頭から電気を流す~】

電気けいれん療法とは

電気けいれん療法(electroconvulsive therapy:ECT)とは、頭に電極を貼り付けてそこから通電をして、
人為的にけいれん発作を誘発させる治療法です。

言葉自体、初めて聞いたという人もいるかもしれませんね。

昔は、そのままけいれん発作を誘発させていたため、患者さんに非常に恐怖感と苦痛を与え、リスクも高い治療でした。
懲罰的な意味で行われていたこともあったようです。

「カッコーの巣の上で」という映画の中でもこの治療法が出てきています。
現代の精神科の治療とはかけ離れているので誤解はしてほしくないのですが、
もし興味があれば観てみてください(^^)

現在では、麻酔科医と精神科医の立ち会いのもとで、全身麻酔下で筋弛緩剤を併用して無けいれんで行われるようになっています。
そのため、最近では「修正型電気けいれん療法(modified electroconvulsive therapy:m-ECT)」と呼ばれ、
非常に安全性の高いものになっています。

精神科というと、内服治療やリハビリでゆっくりと治療を行っていく印象が強いと思いますが、
意外にも全身麻酔下で行う治療法もあるんです。

電気けいれん療法の適応

電気けいれん療法が行われる疾患としては、以下の3つです。
・うつ病
・双極性障害(躁うつ病)
・統合失調症

とは言っても、これらの疾患であれば必ずしも電気けいれん療法を行うわけではありません。
適応と考えられる状態は主に3つが考えられます。

1,症状が深刻で、迅速な改善が必要な場合
・希死念慮が切迫しており、自殺の可能性が高い
・拒食による低栄養など、生命の危険が予測される
・昏迷状態

2,他の治療法を行う危険性が高い場合
・薬物療法の副作用が強いため、充分に服用できない
・高齢者や妊婦など、薬物療法が制限される

3,薬物療法の効果が不十分な場合
・薬物治療でなかなか寛解に至らない

これらの場合が挙げられます。
薬物療法と比べると、身体的な副作用が少ないことと、治療効果が早く現れることから、
高齢者や妊婦には第一選択として考えられるようです。

逆に、禁忌の例としては、
・頭蓋内圧亢進
・心筋梗塞や脳出血の急性期
・動脈瘤や脳腫瘍がある場合

などがあるため、治療を行う前には血液検査や心電図、CTなど、
全身状態の検査を必ず行い、治療を受けても問題ないことを確認してから行われます。

治療の流れ

流れを簡単にまとめてみます。

① 患者さん、家族へ説明を行い、同意を得る
② 事前の検査、全身状態のチェック
③ 治療の前日は夜から絶飲食
マニキュアなどされている方は落としてもらいます
④ 当日の朝に術衣に着替えてもらい、点滴をして血管の確保
⑤ 頭部に電極を張り、スタンバイ(不安が強い人や、ECTの効果を上げるためにこの時に麻酔薬を静注することも)
⑥ 治療室に入り、心電図モニターや血圧計、パルスオキシメーターなどを装着
⑦ 酸素を投与し、呼吸を補助しながら麻酔薬と筋弛緩薬を投与
⑧ 筋弛緩薬が効いたことを確認(上半身から下肢へと順にれん縮していくので、足の指がピクピク~としたらサイン)
⑨ 筋肉が完全に弛緩したところで、電気を通電(舌を噛まないようにバイトブロックを装着しておく)
⑩ (筋弛緩薬を投与しているので実際にけいれんは起こりませんが)脳波の変化でけいれんと同じ作用が発生していることを確認
⑪ 通電後、一時的に血圧や心拍数が上昇することもあるので、必要時は降圧薬など使用することも
⑫ 自発呼吸が再開してバイタルが安定していることを確認し、治療は終了。自室へ戻る。(まだ意識は戻っていません)
⑬ 通常の全身麻酔後の観察と同じように、帰室後バイタル測定や肺音の確認など定期的にチェック
⑭ 1時間ほどして意識がはっきりして、バイタルが安定していれば酸素投与終了。モニターや点滴も外します。
飲水チェックを行い、問題がなければ飲水、食事摂取可能。通常通り動くことも可。

このような一連の流れを、週に2~3回程度の間隔で、5~15回程繰り返します。
回数は、症状に合わせて医師の判断で行われます。
大体5回目くらいから効果を感じられる人もおられます。

頭に通電する時間は5秒程度、その後にけいれんが20~30秒程度です。
自発呼吸が再開するまでしばらく状態を観察してから終了となるので、
治療室に入って全身麻酔を始めてから退室するまでで約10~20分程になります。

電気けいれん療法のメリットとデメリット

電気けいれん療法の特徴として、
・即効性がある
・治療効果が高い
という非常に魅力的なメリットがあります。

その反対に副作用もみられます。

主な副作用は、身体面でのものと精神面でのものに分けられます。
・身体面での副作用
頭痛、筋肉痛、嘔気・嘔吐、血圧上昇、頻脈など

・精神面での副作用
健忘(一時的な記憶喪失)、せん妄(一時的な意識障害)など

しかし、これらは全て一過性のもので、時間が経てば自然に戻るものばかりです。
頭痛や筋肉痛には鎮痛剤などで対処することもできます。

多少の副作用はあるものの、治療効果を考えると非常に良い治療法のように思えますね。

しかし、その効果が長期間持続しないというデメリットがあります。
そのため、電気けいれん療法だけで完全に良くなるわけではなく、
その良くなった状態を薬物治療で維持する形がほとんどだと思います。

電気けいれん療法は、薬物治療を行える段階にまで状態を持っていくため、
と考えてもらっても良いと思います。

副作用が強く出るために薬を飲めない人は、定期的に電気けいれん療法を行うことで状態を維持する人もいます。

また、人によっては、全身麻酔や通電するということに恐怖感や抵抗を感じる人もおられ、
本人や家族が拒否される場合もありますので、治療についての説明をしっかりと行うことも大切ですね(^^)

電気けいれん療法を受ける患者さんへの看護については、こちらを参考にしてください。

 

電気けいれん療法について簡単にまとめてみました。いかがですか?
ちょっと精神科とイメージが違うと思った人もいるかもしれませんね。

でも、精神科治療において大切な治療の一つですし、
治療効果が目に見えてわかりやすいので、看護師としては嬉しいことだと思います。

電気けいれん療法は、全ての精神科病院で行っているわけではないので、
気になる方は事前に調べてみてくださいね。

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精神科病棟では、男性ナースはモテモテ!?

男性ナースの皆さん!!

精神科では、男性看護師を非常~に待ち望んでいます(*´∀`)
少しでも興味があるなら、ぜひとも精神科に携わってみませんか?

精神科における、男性看護師の重要性をお伝えしたいと思います☆

男性看護師の存在自体が大きい

まず、男性看護師の存在自体に大きな意味があります。
何もしていなくても、立っているだけ、存在があるだけで違います。

暴言暴力がある患者さんがいたとします。
本当に我を忘れてしてしまっている人は別ですが、
周りの状況や、対応する人などを見て行動を起こす人もおられます。

そのような時に、男性看護師の存在があるだけで、
患者さんは「今したらダメ」と思うのか、おとなしくなったりします。

例えるなら、お母さんの前では我儘放題だけど、怖いお父さんの前だと言うことを聞く
子供のような感じでしょうか?^^;

そのためにも、患者さんの前では(嘘でも良いので)どーーんと構えていてほしいですね☆

そして、本当に暴れてしまった時でも、男性の力があるのとないのとでは大違いです。
一見、か弱そうなおじいちゃんおばあちゃんであっても、
我を忘れて暴れる時の力はものすごいです。
そんな時、必要な処置(場合に応じて点滴や注射、抑制など)を行う間
一時的に押さえてくれる男性看護師の姿はとっても頼もしいです。
(状況にもよりますが、このような時は男性スタッフが押さえてくれている間に
女性看護師が準備や処置を行うことが多いです)

女性看護師からしても、男性看護師と一緒に勤務をしている時は
何も起きなかったとしても安心感があって嬉しいものなんです(^^)

セクハラ患者さんへの対応

一部の患者さんではありますが、女性の看護師に対してセクハラ発言やセクハラ行動をしてくる方がおられます。
発言くらいは(私は)そんなに気になりませんが、さすがに行動を起こされると困ります。
もし本気でこられたら力では敵わないですからね。

精神科の患者さんは、「脱抑制」といって
自分では感情や欲求が抑えられなくなってしまうことがあります。
性的な欲求が強いと、性的逸脱行動(状況に関係なく異性の体を触る、卑猥なことを言う、露出する、性行為を迫るなど)
に出てしまうことも少なくはありません。

このような行動が強く出ている患者さんには、男性看護師に対応してもらえると
女性看護師はとても助かります。

脱抑制症状がある患者さんを、検査室へ連れていって検査を受けていた時のことです。
患者さんが、女性の検査技師さんの体を触ろうとしてなかなか検査を行うことができなかったんです。
病棟から男性看護師を呼んで対応してもらったのですが、
患者さんはその検査の間ずっと男性看護師の胸を揉んでいたそうです(笑)
その男性看護師は、検査を早く終わらせる為に必死で耐えてくれました^^;

本人は嫌だっただろうけど、周りからしたらちょっと笑っちゃいますね( ´∀`)
いつも体を張って患者さんと向き合ってくれている男性看護師に本当に感謝です☆

女性患者さんからみたら、男性看護師はアイドル!?

これも女性の患者さんの中でも極一部ですが、
女性の看護師に対しては態度が素っ気ない方がいらっしゃいます。
どこの世界でも、女性同士っていざこざする時があるんですね^^;

そんな患者さんでも、男性看護師の前ではニコニコと乙女な表情を見せてくれたりします。
例えるなら、女性の前では悪態ばっかりつくけれど、男性の前ではぶりっ子するOL女性、
という感じでしょうか?^^;

そのような方でなくても、やっぱり女性の患者さんからは
男性看護師はかっこよく(可愛く)見えるみたいですし、モテモテですよ(^^)
「〇〇くんとなら散歩行く」とかね♪

ただ、恋愛感情を持たれやすいということもあるので、
そこは注意して距離を持って患者さんと接してくださいね。

女性看護師からもモテる!?

精神科で男性看護師は、いざという時に本当に頼りになる存在です。
患者さんが暴れている時に率先して前に出てくれたり、
対応の難しい患者さんでも男性がいけばコロっと可愛らしくなったり、
精神科には欠かせない存在です。

自分が困っている時にそんな頼もしい姿を見てしまうと、
普段は全然かっこよくない男性スタッフでも、
その時は目の錯覚でカッコよく見えるんです。本当に。

これは…惚れてまうでしょ( ´∀`)笑

看護師の職場は女性が多く男性が少ない傾向があるので、
ライバルも多くありません。
もし素敵な女性がいれば、どんどん自分の頼もしい姿を見せてアピールしていってくださいね☆笑

実際、病棟内で看護師同士で付き合って結婚した夫婦もいます(^^)
そして今も若いカップルが生まれて、今後の進展を楽しみにしているところです♡

患者さんからも看護師からもモテるなんて、最高ですね♪

男性看護師自身も働きやすい環境

他の科で働いたとしても、もちろんどこの病院も歓迎してくれるでしょう。
それは、男性とか女性とか関係なく、一看護師として頼りにされているのだと思います。それも素敵なことですね。

しかし、精神科での男性看護師は、男性という存在自体が既に有り難いのです。
男性ならではの役割りがありますし、自分の存在価値をより感じられるのではないでしょうか?(^^)

また、他の科であれば、病棟に男性が一人だけ…という環境も珍しくないですよね。
女性だらけの環境には既に慣れているかもしれませんが、
精神科は男性看護師の割合が高いので、
病棟内での男性同士の付き合いも多くて、見ていて楽しそうですよ☆

働く期間を考えてみても、男性は女性よりも看護師を長く続けていく人が多いと思います。
特に結婚して子供が生まれたら、簡単に辞めることも難しいですよね。
精神科は人間関係も良く、業務的、体力的にもそれほど過酷ではないので
長く続けやすい科だと思います。
その点も、精神科で働くメリットの一つではないでしょうか?

私が知っている男性看護師の多くは、
「一度精神科を経験すると、もう辞められない」
と言っている人が少なくありません。
それほど、やりがいと楽しさがあるのでしょうね(^^)

 

上に述べてきたように、精神科では男性看護師は本当に頼りにされています。
どこの精神科病院でも男性看護師をきっと待ち望んでいますよ(^^)

ぜひとも、一緒に精神科で働けることを願っております☆

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