私は精神科ナースに向いている?

精神科で働いてみたいけれど、私は向いているんだろうか?
働いてから合わなかったらどうしよう…
と悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。

そのような悩みを持っている方に対して、お伝えしたいことがあります(^^)

性格はどんな人でも大丈夫

精神科で働くからといって、特別な性格や特徴があるわけではありません。
たくさんの看護師さんがいますが、本当~に色んな人がいますよ(^^)
みんな同じだったら逆にびっくりしませんか?

色んな人がいて良いんです。
患者さんだって、色んな人がいます。
それぞれの相性だってあるでしょうし、
看護師によってアメとムチのような存在がいても良いと思うし、
色んな人がいて人間関係の調和が保てるんだと思います(^^)

だから、そんなに深刻に考えなくても大丈夫ですよ☆
総合病院だったら、希望もなく勝手に異動させられて来る人だっていますし、
それでもみんなやっていけてますからね(^^)

やるからには、興味を持つ

精神科で働くことになったら、毎日なんとなく過ごすのではなく、
興味を持って働いてもらえたら嬉しいです。

精神科は、難しい技術を必要としたり、
救急のような切羽詰まった場面に遭遇することは
それほど多くありません。

そのため、なあなあに過ごそうと思えば過ごせてしまう科でもあると思います。
これは本当にその人の心がけ次第だと思います。

楽に働きたいから精神科を選ぶ、というのも悪いこととは言いません。
でも、それでは精神科の楽しさもやりがいも味わえないと思うのです。

せっかく何かの縁で精神科に入ったのであれば、まず興味を持ってみてください。
興味を持つと、疑問が生まれると思います。
疑問が生まれると、考えますよね。
次に同じような場面に出会った時に試してみる。
そうすると、学びができたり新たな疑問が出てきたりしますね。
この繰り返しだと思います。

学びができると、楽しさも増していくと思います。
ぜひ、自分自身が楽しく働けるために興味を持ってみてください☆
こうしているうちに、きっとあなたも精神科の虜です(*^^*)

規則と約束は必ず守る

ひとつだけ注意をしてもらいたいのは、規則と約束を守ることです。

規則や約束を守るというのは、社会人としてもちろん当然のことですが、
精神科病棟で働くに当たってもとっても大切なことなんです。

精神科病棟では、特有の規則というものが存在します。
その病棟全体の規則であったり、
患者さんそれぞれに、治療契約としてのルールというものも存在します。

その規則を看護師が破っていては患者さんは混乱してしまいます。
看護師への不信感や、治療の妨げにも繋がります。

患者さんは、私たちが思っている以上に看護師をよく見ています。
患者さんに指導する立場として、自分自身がまずしっかりと規則や患者さんとの約束を守り
信頼を得られるようにしなければいけませんね。

基本的なことではありますが、忙しいと意外と疎かになったり
ついうっかりしてしまうこともあるかもしれません。
忙しくても、規則と約束は必ず守るようにしなければいけませんね(^^)

 

最初に、性格はどんな人でも大丈夫と述べました。
性格以外の点で付け加えるとしたら、
・精神科に興味を持てる
・規則と約束を守れる

この2つではないでしょうか?
私はそう思います。

この2つは、どんな科、ましてや看護師以外の職業であっても、
働くのであれば必ず必要なものだと思います。

つまり、精神科の看護師に必要なことは、
何か特別な性格や特徴というわけではなく、
やりたいという気持ちが一番だということです。

今、この文章を読んでくださっているということは、
精神科に少なからず興味がある方だと思います。
十分、素質を持っておられるのではないでしょうか(*^^*)

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電気けいれん療法【精神科の治療 ~頭から電気を流す~】

電気けいれん療法とは

電気けいれん療法(electroconvulsive therapy:ECT)とは、頭に電極を貼り付けてそこから通電をして、
人為的にけいれん発作を誘発させる治療法です。

言葉自体、初めて聞いたという人もいるかもしれませんね。

昔は、そのままけいれん発作を誘発させていたため、患者さんに非常に恐怖感と苦痛を与え、リスクも高い治療でした。
懲罰的な意味で行われていたこともあったようです。

「カッコーの巣の上で」という映画の中でもこの治療法が出てきています。
現代の精神科の治療とはかけ離れているので誤解はしてほしくないのですが、
もし興味があれば観てみてください(^^)

現在では、麻酔科医と精神科医の立ち会いのもとで、全身麻酔下で筋弛緩剤を併用して無けいれんで行われるようになっています。
そのため、最近では「修正型電気けいれん療法(modified electroconvulsive therapy:m-ECT)」と呼ばれ、
非常に安全性の高いものになっています。

精神科というと、内服治療やリハビリでゆっくりと治療を行っていく印象が強いと思いますが、
意外にも全身麻酔下で行う治療法もあるんです。

電気けいれん療法の適応

電気けいれん療法が行われる疾患としては、以下の3つです。
・うつ病
・双極性障害(躁うつ病)
・統合失調症

とは言っても、これらの疾患であれば必ずしも電気けいれん療法を行うわけではありません。
適応と考えられる状態は主に3つが考えられます。

1,症状が深刻で、迅速な改善が必要な場合
・希死念慮が切迫しており、自殺の可能性が高い
・拒食による低栄養など、生命の危険が予測される
・昏迷状態

2,他の治療法を行う危険性が高い場合
・薬物療法の副作用が強いため、充分に服用できない
・高齢者や妊婦など、薬物療法が制限される

3,薬物療法の効果が不十分な場合
・薬物治療でなかなか寛解に至らない

これらの場合が挙げられます。
薬物療法と比べると、身体的な副作用が少ないことと、治療効果が早く現れることから、
高齢者や妊婦には第一選択として考えられるようです。

逆に、禁忌の例としては、
・頭蓋内圧亢進
・心筋梗塞や脳出血の急性期
・動脈瘤や脳腫瘍がある場合

などがあるため、治療を行う前には血液検査や心電図、CTなど、
全身状態の検査を必ず行い、治療を受けても問題ないことを確認してから行われます。

治療の流れ

流れを簡単にまとめてみます。

① 患者さん、家族へ説明を行い、同意を得る
② 事前の検査、全身状態のチェック
③ 治療の前日は夜から絶飲食
マニキュアなどされている方は落としてもらいます
④ 当日の朝に術衣に着替えてもらい、点滴をして血管の確保
⑤ 頭部に電極を張り、スタンバイ(不安が強い人や、ECTの効果を上げるためにこの時に麻酔薬を静注することも)
⑥ 治療室に入り、心電図モニターや血圧計、パルスオキシメーターなどを装着
⑦ 酸素を投与し、呼吸を補助しながら麻酔薬と筋弛緩薬を投与
⑧ 筋弛緩薬が効いたことを確認(上半身から下肢へと順にれん縮していくので、足の指がピクピク~としたらサイン)
⑨ 筋肉が完全に弛緩したところで、電気を通電(舌を噛まないようにバイトブロックを装着しておく)
⑩ (筋弛緩薬を投与しているので実際にけいれんは起こりませんが)脳波の変化でけいれんと同じ作用が発生していることを確認
⑪ 通電後、一時的に血圧や心拍数が上昇することもあるので、必要時は降圧薬など使用することも
⑫ 自発呼吸が再開してバイタルが安定していることを確認し、治療は終了。自室へ戻る。(まだ意識は戻っていません)
⑬ 通常の全身麻酔後の観察と同じように、帰室後バイタル測定や肺音の確認など定期的にチェック
⑭ 1時間ほどして意識がはっきりして、バイタルが安定していれば酸素投与終了。モニターや点滴も外します。
飲水チェックを行い、問題がなければ飲水、食事摂取可能。通常通り動くことも可。

このような一連の流れを、週に2~3回程度の間隔で、5~15回程繰り返します。
回数は、症状に合わせて医師の判断で行われます。
大体5回目くらいから効果を感じられる人もおられます。

頭に通電する時間は5秒程度、その後にけいれんが20~30秒程度です。
自発呼吸が再開するまでしばらく状態を観察してから終了となるので、
治療室に入って全身麻酔を始めてから退室するまでで約10~20分程になります。

電気けいれん療法のメリットとデメリット

電気けいれん療法の特徴として、
・即効性がある
・治療効果が高い
という非常に魅力的なメリットがあります。

その反対に副作用もみられます。

主な副作用は、身体面でのものと精神面でのものに分けられます。
・身体面での副作用
頭痛、筋肉痛、嘔気・嘔吐、血圧上昇、頻脈など

・精神面での副作用
健忘(一時的な記憶喪失)、せん妄(一時的な意識障害)など

しかし、これらは全て一過性のもので、時間が経てば自然に戻るものばかりです。
頭痛や筋肉痛には鎮痛剤などで対処することもできます。

多少の副作用はあるものの、治療効果を考えると非常に良い治療法のように思えますね。

しかし、その効果が長期間持続しないというデメリットがあります。
そのため、電気けいれん療法だけで完全に良くなるわけではなく、
その良くなった状態を薬物治療で維持する形がほとんどだと思います。

電気けいれん療法は、薬物治療を行える段階にまで状態を持っていくため、
と考えてもらっても良いと思います。

副作用が強く出るために薬を飲めない人は、定期的に電気けいれん療法を行うことで状態を維持する人もいます。

また、人によっては、全身麻酔や通電するということに恐怖感や抵抗を感じる人もおられ、
本人や家族が拒否される場合もありますので、治療についての説明をしっかりと行うことも大切ですね(^^)

電気けいれん療法を受ける患者さんへの看護については、こちらを参考にしてください。

 

電気けいれん療法について簡単にまとめてみました。いかがですか?
ちょっと精神科とイメージが違うと思った人もいるかもしれませんね。

でも、精神科治療において大切な治療の一つですし、
治療効果が目に見えてわかりやすいので、看護師としては嬉しいことだと思います。

電気けいれん療法は、全ての精神科病院で行っているわけではないので、
気になる方は事前に調べてみてくださいね。

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精神科病棟では、男性ナースはモテモテ!?

男性ナースの皆さん!!

精神科では、男性看護師を非常~に待ち望んでいます(*´∀`)
少しでも興味があるなら、ぜひとも精神科に携わってみませんか?

精神科における、男性看護師の重要性をお伝えしたいと思います☆

男性看護師の存在自体が大きい

まず、男性看護師の存在自体に大きな意味があります。
何もしていなくても、立っているだけ、存在があるだけで違います。

暴言暴力がある患者さんがいたとします。
本当に我を忘れてしてしまっている人は別ですが、
周りの状況や、対応する人などを見て行動を起こす人もおられます。

そのような時に、男性看護師の存在があるだけで、
患者さんは「今したらダメ」と思うのか、おとなしくなったりします。

例えるなら、お母さんの前では我儘放題だけど、怖いお父さんの前だと言うことを聞く
子供のような感じでしょうか?^^;

そのためにも、患者さんの前では(嘘でも良いので)どーーんと構えていてほしいですね☆

そして、本当に暴れてしまった時でも、男性の力があるのとないのとでは大違いです。
一見、か弱そうなおじいちゃんおばあちゃんであっても、
我を忘れて暴れる時の力はものすごいです。
そんな時、必要な処置(場合に応じて点滴や注射、抑制など)を行う間
一時的に押さえてくれる男性看護師の姿はとっても頼もしいです。
(状況にもよりますが、このような時は男性スタッフが押さえてくれている間に
女性看護師が準備や処置を行うことが多いです)

女性看護師からしても、男性看護師と一緒に勤務をしている時は
何も起きなかったとしても安心感があって嬉しいものなんです(^^)

セクハラ患者さんへの対応

一部の患者さんではありますが、女性の看護師に対してセクハラ発言やセクハラ行動をしてくる方がおられます。
発言くらいは(私は)そんなに気になりませんが、さすがに行動を起こされると困ります。
もし本気でこられたら力では敵わないですからね。

精神科の患者さんは、「脱抑制」といって
自分では感情や欲求が抑えられなくなってしまうことがあります。
性的な欲求が強いと、性的逸脱行動(状況に関係なく異性の体を触る、卑猥なことを言う、露出する、性行為を迫るなど)
に出てしまうことも少なくはありません。

このような行動が強く出ている患者さんには、男性看護師に対応してもらえると
女性看護師はとても助かります。

脱抑制症状がある患者さんを、検査室へ連れていって検査を受けていた時のことです。
患者さんが、女性の検査技師さんの体を触ろうとしてなかなか検査を行うことができなかったんです。
病棟から男性看護師を呼んで対応してもらったのですが、
患者さんはその検査の間ずっと男性看護師の胸を揉んでいたそうです(笑)
その男性看護師は、検査を早く終わらせる為に必死で耐えてくれました^^;

本人は嫌だっただろうけど、周りからしたらちょっと笑っちゃいますね( ´∀`)
いつも体を張って患者さんと向き合ってくれている男性看護師に本当に感謝です☆

女性患者さんからみたら、男性看護師はアイドル!?

これも女性の患者さんの中でも極一部ですが、
女性の看護師に対しては態度が素っ気ない方がいらっしゃいます。
どこの世界でも、女性同士っていざこざする時があるんですね^^;

そんな患者さんでも、男性看護師の前ではニコニコと乙女な表情を見せてくれたりします。
例えるなら、女性の前では悪態ばっかりつくけれど、男性の前ではぶりっ子するOL女性、
という感じでしょうか?^^;

そのような方でなくても、やっぱり女性の患者さんからは
男性看護師はかっこよく(可愛く)見えるみたいですし、モテモテですよ(^^)
「〇〇くんとなら散歩行く」とかね♪

ただ、恋愛感情を持たれやすいということもあるので、
そこは注意して距離を持って患者さんと接してくださいね。

女性看護師からもモテる!?

精神科で男性看護師は、いざという時に本当に頼りになる存在です。
患者さんが暴れている時に率先して前に出てくれたり、
対応の難しい患者さんでも男性がいけばコロっと可愛らしくなったり、
精神科には欠かせない存在です。

自分が困っている時にそんな頼もしい姿を見てしまうと、
普段は全然かっこよくない男性スタッフでも、
その時は目の錯覚でカッコよく見えるんです。本当に。

これは…惚れてまうでしょ( ´∀`)笑

看護師の職場は女性が多く男性が少ない傾向があるので、
ライバルも多くありません。
もし素敵な女性がいれば、どんどん自分の頼もしい姿を見せてアピールしていってくださいね☆笑

実際、病棟内で看護師同士で付き合って結婚した夫婦もいます(^^)
そして今も若いカップルが生まれて、今後の進展を楽しみにしているところです♡

患者さんからも看護師からもモテるなんて、最高ですね♪

男性看護師自身も働きやすい環境

他の科で働いたとしても、もちろんどこの病院も歓迎してくれるでしょう。
それは、男性とか女性とか関係なく、一看護師として頼りにされているのだと思います。それも素敵なことですね。

しかし、精神科での男性看護師は、男性という存在自体が既に有り難いのです。
男性ならではの役割りがありますし、自分の存在価値をより感じられるのではないでしょうか?(^^)

また、他の科であれば、病棟に男性が一人だけ…という環境も珍しくないですよね。
女性だらけの環境には既に慣れているかもしれませんが、
精神科は男性看護師の割合が高いので、
病棟内での男性同士の付き合いも多くて、見ていて楽しそうですよ☆

働く期間を考えてみても、男性は女性よりも看護師を長く続けていく人が多いと思います。
特に結婚して子供が生まれたら、簡単に辞めることも難しいですよね。
精神科は人間関係も良く、業務的、体力的にもそれほど過酷ではないので
長く続けやすい科だと思います。
その点も、精神科で働くメリットの一つではないでしょうか?

私が知っている男性看護師の多くは、
「一度精神科を経験すると、もう辞められない」
と言っている人が少なくありません。
それほど、やりがいと楽しさがあるのでしょうね(^^)

 

上に述べてきたように、精神科では男性看護師は本当に頼りにされています。
どこの精神科病院でも男性看護師をきっと待ち望んでいますよ(^^)

ぜひとも、一緒に精神科で働けることを願っております☆

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精神科病棟の看護師の役割

ある精神科医の先生が、いつも口癖のように言っていることがあります。

「精神科の入院治療は看護力で決まる」

看護師としてはとても嬉しい言葉ですよね(^^)
この言葉を受けて、私なりに精神科病棟の看護師の役割について考えてみようと思います。

症状の観察

精神疾患の治療の基本として、患者さんの様子や言動といった症状を観察し、
それを基に診断、治療方針、治療効果の判定を行っていきます。

では、誰が患者さんの症状を観察するのか?
紛れもない看護師です。

医師ももちろん診察をしますが、1日長くても数十分の診察時間だけでは、
患者さんの状態は完全に把握はしきれません。

一般科では、傷口や血液データ、画像などを観察しながら
治療を考えたり、治療効果を判定すると思います。
これは、絶対的なもので、1日や2日で大きく変化するものではないですよね。
1日1回観察すれば大抵わかるものです。

しかし、精神疾患では、このような数字や画像のように、絶対的なデータというものがありません。(血液データは見ますが)
1日の中でも症状の波があることも多いです。
時間帯によっての日内変動や、ストレスがかかった時の反応など、調子の良い時と悪い時の差がみられます。

その変化を1日を通してずっと観察しているのは看護師だけです。
だからこそ、看護師が観察している患者さんの様子が、数少ない貴重な情報源になり、
それらが治療に反映されることになります。

精神科では、看護師の持っている情報は非常に重要視されますし、
医師と対等な立場で意見を交わすことができます。
医師の治療方針がずれていると思ったら、それを指摘できる唯一の立場でもあります。

患者さんの情報を得て、治療を進めたり、止めたり、方向転換をしたり、
看護師は、精神科治療におけるセンサーのような大切な役割を担っているんですね(^^)

自分の観察したことが、治療方針や治療効果の評価に関わる重要な役割を果たすってすごいと思いませんか?
そう考えると、精神科で働くやりがいにもつながりそうですね☆

信頼関係の形成

精神科病棟では、患者さんとの信頼関係が治療に関わるくらい重要になることもあります。

精神科の患者さんは、これまでの人生で人間関係を上手く築いてこれなかったり、
何かしらのコンプレックスやトラウマを抱えている人も少なくありません。

そのため、人からの言葉や態度に敏感になっており、人間関係を築くことに臆病になっていたり、築き方がわからないという方もおられます。

そのような患者さんと関わるのは難しいことでもありますが、
信頼関係が築けてこそ、患者さんは安心して治療に取り組むことができます。

しかし、治療が上手く進んでいても、看護師の何気ない言動で
信頼関係を一気に崩してしまうことが有り得ます。

そうすると、治療が振り出しに戻るだけでなく、今後の治療が難航してしまうこともあります。
それは患者さんにとっては挫折経験にもなりかねないし、
病院や職員に陰性感情を持ってしまうことで、今後また入院が必要になった時に入院治療を拒否してしまうことも考えられます。

精神科における信頼関係とは、とても大切なことなんです。

もちろん、精神科に関わらず、どんな科であっても患者さんとの関係を築くことは大切なことです。
でも、精神科では、その関係性がダイレクトに治療に影響を及ぼしてしまう可能性があるということです。

こんな風に言うと、患者さんとどう関わったら良いかわからないと萎縮してしまうかもしれませんが、
難しく考えなくても、患者さんに理解を示したり、患者さんとの約束を守るなど、
基本的なコミュニケーションを取るように心がければ大丈夫ですよ。
患者さんはみなさん、優しくて純粋な方ばかりです(^^)

患者さんによっては対応が難しい方もおられますが、そのような時には
スタッフ間で対応の仕方を統一しておくと良いかもしれませんね。

精神科の治療は、期間が長くてしんどいことやストレスも多いと思います。
その中で、患者さんが前向きに治療に取り組めるよう、そして一緒に治療を乗り越えられるよう、
看護師が良き伴走者になれたら良いですね♪

患者さんと家族、医療チームをつなぐ

治療に参加しているのは、患者さんだけではありません。

医師や看護師、心理士、作業療法士、理学療法士、栄養師、ソーシャルワーカーなど、
皆協力して治療に取り組んでいます。

その中でも、患者さんの情報を持っているのは、断トツで看護師です。
情報を共有したり、必要なスタッフを結びつけたり、
看護師はその間を取り持つ役割があると思います。

また、精神科では、何より家族の存在が大きいです。
精神疾患の患者さんは、家族との関係性が症状や治療経過に大きく関わってくる場合も少なくありません。

家族には、一緒に治療に取り組むチームの一員として協力をお願いすることもありますし、
家族自身が患者さんとの関わりに疲れ果てていて、家族をケアする必要がある場合もあります。

どちらの場合であっても、家族に対して、患者さんの疾患への理解を高める教育が大切になってきますね。
精神疾患の症状や対応の仕方は、なかなか理解が得られていないことも多いので、尚更です。

家族の数だけ、家族の関係性の形は異なります。
その関係性を完全に変えることはなかなか難しいですが、
できる範囲で上手く調節することも、精神科の看護師の大切な役割だと思っています。

看護師は、患者さんとその他治療に関わる全ての人とを円滑につなぐための、
接着剤であり潤滑剤のような役割があるんですね(^^)

 

精神科病棟の看護師の役割を私なり考えた結果、上記の3つのことにたどり着きました。

改めて考えてみると、「精神科における入院治療は看護力で決まる」
という言葉にも納得してしまいます。

このように、精神科の治療は、患者さんの精神的なサポート、身体的なサポートを行い、
それらを通して得られる情報を収集して治療に反映させる、
というサイクルで回っているんですね。

精神科は身体的な治療は少ないし、毎日何しているの?学べることあるの?と思うかもしれませんが、
精神科治療において看護師はとっても大切な役割を果たしているんです。
その中で、やりがいや学べることも大いにあると思いますよ(^^)

入院治療において、看護師は患者さんの一番身近な存在です。
患者さんの一番の味方でいられるようになりたいですね☆

 

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